京都発! 奇跡のシンガーソングライター
吉田省念の完全セルフプロデュースによる
待望のニューアルバム「黄金の館」
2016.5.18 Release !
黄金の館 アルバムイメージ くるりの活動を経て、暖めていた楽曲達が遂に完成。
正統なロック・ルーツサウンドからフォーク・ブルース・アヴァンギャルド迄、彼 の歩んで来た道のりを凝縮し、京都から発散するほんわりとした甘酸っぱいサ ウンドにミックスし、ゆったりと濃密な時が進む。多岐にわたる楽器演奏を自ら 紬ぎ、素晴らしい豪華ゲスト陣が寄り添う事でその魅力を存分に伝えるメロデ ィアスで爽快なポップ・アルバム!
ドイツに渡り、NEU・クラウスティンガー(ex KRAFTWORK) と共に音楽活動を行っていた尾之内和之をエンジニアに自宅・ 省念スタジオで収録した執念の会心作が完成!
2016年5月18日発売 CD 2700円 P-Vine Records(PCD-25199)

「黄金の館」収録曲

黄金の館 一千一夜 晴れ男 水中のレコードショップ 小さな恋の物語 デカダンいつでっか 夏がくる LUNA 春の事  青い空 銀色の館 残響のシンフォニー Piano Solo

GUEST MUSICIAN

細野晴臣、柳原陽一郎(ex. たま)、伊藤大地(グッドラックヘイワ)、四家卯大、谷健人(Turntable Films)、 Yatchi(ムーズムズ)、植田良太、めめ、さいとうともこ(Cocopeliena)

COMMENT

柳原陽一郎(シンガーソングライター)

2015年のとある日、京都の某宅のキッチンでギターを弾きながら省念さんといろんな歌を歌った。 互いの声の混ざり具合がかなり気持ち良かった。そんなわけで、いつのまにか省念さんのスタジオで歌ったり、 楽器を弾いたりすることとなった。
省念スタジオの壁にはニルソンのLPレコードが立て掛けてあった。ぼくもつい3日前に同じレコードを手に入れたばかりだった。 省念さんといっしょに遊ぶとしばしばそういうことが起こる。これはなにか運命的な出会い…というわけではなく、 ぼくの中のどこかが省念さんと同じだからだと思う。顔の濃さはだいぶ違うけれど。
ニューアルバムを楽しく聞かせてもらった。いろんな時代のいろんな場所の音楽が聞こえてくる。 ライ・クーダーや細野晴臣氏のように過去のさまざまな音楽のエッセンスを現代に蘇らせる名工が作った作品の佇まいがあるし、 その飾り気のない純朴な歌いっぷりから、京都系フォークシンガーの佳曲集とも言っていいかもしれない。
「小さな恋の物語」という曲には省念さんの多面性がもっとも鮮やかに表現されている。 アコースティックギターのアルペジオから始まり、サウンドエフェクト、ノイジーなギター、素朴なピアノが歌を彩ってゆく。 それらの音に囲まれて「意味は特にないけどぼくはなんか楽しいんだ」という歌詩が淡々と歌われる。 多彩なサウンドと虚無的とさえ言える簡潔な歌詩の取り合わせは、省念さんならではの表現だ。
このアルバムが彼のキャリアの中でのマイルストーンになることは確かだろう。後に振り返ってみると 「吉田省念のすべての要素は『黄金の館』の中にあるよね」と言われるような。 どうしてそれがぼくにわかるかって?だって、どこかがぼくと同じ人だから。

奇妙礼太郎

言葉にならないです。果てしなく胸の奥の奥の真ん中の部分に触れる。揺れる。夢中で聴いている。

蔡忠浩

去年、舞台音楽の現場を長く共有した省念くんのソロアルバム「黄金の館」すばらしい作品でぼくもうれしい! 人なつっこいメロディに朴訥な歌声、かなりねじれたアレンジと底なしのギターアイデアが最高ですよ。 こんな人と一緒に音楽を作れてたのが僕は誇らしいです。多くの人に聴いてもらいたい!!
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